1剤と2剤を混ぜて塗布するということについては、大きな違いはありません。
違いは2剤の使い方にあります。2剤とは過酸化水素です。2剤の役割は、髪の毛の色素を抜く(脱色)ことです。脱色するということは、髪が傷むということです。
サロンで使用する2剤には、6%・3%・1%・0.75%と濃度がいろいろとあります。法律上、日本では6%以上は禁止されています。濃度が高いほど。脱色する力が強く、低いほど脱色する力が弱いということになります。なので、濃度が低いほどダメージが少なく、髪にやさしいということです。
サロンではお客様の髪の状態(傷み具合)を見極め、2剤の濃度を使い分けています。
ホームカラー(市販)に使われている2剤は6%のみです。すでに、ダメージを抱えている毛先にも高濃度のものをつけることになります。しかも、自分で染める場合、毛先を省いて根元から塗布するのは難しいと思います。
特に、乳液状や泡状のものは液ダレしやすいので、どうしても毛先に薬がつきやすい・・・ということは塗布して放置し終わるまでにかなりの時間になります。カラーが脱色・発色し続ける時間は20分です。それ以上は、ただ髪の毛を傷めるだけなのです。サロンではこれらのことを考えた上で、薬剤選定・塗り分け・放置時間を決めるのです。
これらのことから髪の毛の状態に差が出るのです。
WELLAが開発した第三のカラー剤です。独自の技術で髪のダメージを最小限に抑え、髪に透明感と輝きを与えてくれます。まるでブリーチをしたかのような綺麗なカラーに出来ます。通常のカラー剤に比べてダメージが少ないのが特徴です。それは、“マイクロライトテクノロジー”と“トリルミナバランス”の2つの秘密があるのです。
マイクロライトテクノロジーとは、髪の毛に付着している金属イオンとカラー剤に含まれる薬品が過剰反応を起こし、キューティクルのダメージにつながります。しかし、マイクロライトテクノロジーによって、金属イオンを包み込み、薬品との過剰反応を最小限に抑えることが出来るので、負担を減らし、天使のようなツヤツヤの光の輪が出来るのです。
次に、トリルミナバランスとは、髪への亜負担を軽減した薬剤を使うことによって、幅広いカラーを楽しむことができます。ブルーとバイオレットがベースとなっていますので、髪の透明感をアップさせ、柔らかい外国人風に見せてくれるのです。